富士ハウス賠償請求。刑事告発へ

片山さつき

2009年03月18日 21:00

 今日の中日新聞に、掲載されておりますが、ようやく諸手続きが、整いつつあるようで、損害賠償請求、刑事告発へ、と富士ハウス問題も展開できそうです。弁護団の方々も、正義感に燃えて頑張っていただいているようですし、詐欺的要素がきわめて強いので、一罰百戒的な意味でも、再発防止に役立ちます。



 ところで、身近な人に、富士ハウスミニチュア版の被害が起きました!いわゆる町の工務店さんで、息子さんが新居を建てつつあるのですが、どうも、そこが、倒産のうえ、どろんしてしまったらしい、、。実務にあたった地元の大工さんは、地域の方々で、腕のいい職人さんたち。お餅まきに呼ばれましたので、全員に色紙を書いてさし上げました。まだ、キッチンなどの据え付けが住んでいないので、住めないとのこと。あまりに相手が近すぎてしまって、これはこれで、対処に悩ましい、と頭を抱えてらっしゃいます。

 とにかく、今まではそう頻繁にはおきなかったことが、ほぼ毎日おきています。

今日の午前中は、久々に、ラインの大半が稼働している某大手メーカーの関連企業を回って、推薦状をいただき、みなさんとお話、ご挨拶させていただきました。
 先日の湖西フォーラムにも来て下さったある社長さんは、「奥さんはうちにつとめてくれているんだけれど、このところの派遣切りで、だんなさんが、失業しちゃったうちが結構あって、健康保険を奥さんのほうに変えたりして、できるだけのことはしてあげようと思うんだよね。」「休業補償は、9割以上補てんにしますし、ともかく、ぎりぎり生活が破たんしないような、次の一手「正社員の貧困化防止」を頑張ってますから。

 毎日説明を重ねています。それでも不安なみなさんの気持ち、痛いほどわかるんです。

 そんな中で、今年も三遠南信クラスターの、オプトロニクス・フォーラムが、盛大に開催され、一言ご挨拶申し上げました。

 この大不況の中から、遠州が立ちあがるには、画期的な新技術、新製品が是非とも必要です。景気対策も、未来への投資を1つの中心にすえることになります。今血を流しているところに、しっかりセーフティーネット、未来にむけては、大胆な次の一手を、、。

 静大チームが多かったのですが、私の実家の父も、宇都宮大学を定年後、数年間静岡大学理工学部で教えてまして、なんとその父が40年前に初版出版した、リーマン幾何学入門が、40年ぶりに近々再販されることになったのです。

 今では完全車椅子で、認知症も進んできてますが、本をみせるのが楽しみです。