blogosでもアクセス1位に!赤字の功罪論争

 はまぞうで、三日間1位にランクされていますが、ライブドアのblogos
でも、1位になりました!光栄です。

しかし、コメント下さる皆さんの中で、財政赤字や、日本の国債発行量に、かなり危機感を持っていらっしゃる方と、「そもそも赤字って何がわるいの?」という方との、かくも大きなギャップがあることが、いまさらのように、わかります。

日本の財政法では、そもそも、建設国債しか出せない原則になっているのです。建設国債とは、道路、橋、ダム、空港、まちづくりなど、資産が残るもの。文字通り、建設するものの費用に充てるものが主ですが、科学技術などへの出資も対象になります。

国債といえば、個人で買ってらっしゃる方は、だいたい10年ものを連想されるでしょうし、発行額の大半が、10年債ですが、償還は、60年かけて行います。そこがそもそも家庭や企業の借金と、すごーく違うところで。今年うまれたお子さんが、60才になるいまで、少しずつ返していくのです。だから、その子が生きている間、使えるような資産が残るものであれば、世代間で負担をつけまわしたことに、ならない、少なくとも、ならないと言いやすいので、同じ借金でも建設国債は罪が軽い。

赤字国債の使途は、その時代の人々の便益のために、つかわれる支出が主で、これを将来世代が少しずつ、増税で返していくことになる、これが世代間で不公平といわれる理由。

もう1つは、私がちらっとふれたマーケットキャパシティの問題で、数年前、幸田真音さんの「日本国債」という本が、話題になったころ、日本国債の格付けが、アフリカのルワンダ並みに下がって、私たちは財務省で、その弁明に追われていました。
つまり、市場参加者の認識として、「こんなんじゃ、返せない」が大勢となれば、暴落、そこまでいかなくてもじりじjり金利が上がって、、。
 これは、今の景気では、悪夢です。1%の上昇で、倒産がばたばた。といって実感されない向きは、住宅ローンの変動金利が上がったら、ということ。

 そのころは、借換債を入れて120兆という数字が結構、みんなの頭にありましたが、今やそれは越えてきていて、限界がどこなのか、、。

財政法のルール。戦前・戦中。財政規律が破たんするとともに、議会や政党政治も実質破たんし、我が国も破たんしました、その反省に立って、作られたのが、「赤字国債は、例外的にしかみとめない、という原則(昭和50年以降、ほぼ毎年赤字国債は発行しているので、もはや原則とはいえないかもしれないけれど)と、予算単年度主義の原則です。

だから、毎年「財源確保のための特例法」を予算委員会に出して、その中で、赤字国債いくら出します、と明記して、国会で通してもらって、発行できる、という制度になっているのですが。

 「そんなこと、関係ない!早く2万6千円くれ!」というのが、今の風だから、ああいう選挙結果になったのですが、先日、ある大学院の学生さんとお話ししていて、というか質問を受けて、どきっとしました。
まず彼は、オイルショックを知りません。「インフレ、高金利って悪いことなんですか?勉強始めてから、ずっとデフレとの戦いでした。」

 たしかに、これほどの膨大な赤字を抱え、これほどの国債発行残高でも、国内の長期金利は、低めにおさまっています。

何が悪いの?オオカミ少年?

今夜は、ここでいったん切りますので、コメントお待ちしてます。


この記事へのコメント
お話が段々むずかしくなって、ついていけなくなっておりますw。
が、あれそういえば、と手元の資料を見たら、あたくしも国債を買っておりました。
あと5年の辛抱で償還してもらえるかなー、それまで日本があるかなー、とか思ってしまう今日この頃です。

子ども手当って、出稼ぎ外国人のお国のお子さんにも支給されるという噂ですが、もし本当なら、かなりの海外支援ですねぇ。
さすが日本ふとっぱら、なんて言っている場合ではありません。

建設国債しか出せないのに、公共工事はしないと言って東北のダム工事ばかり支援しているそうですが、あとは羽田のハブ化とか、八ッ場の補償とか。
いいなぁ、東北はダムがいっぱい出来て。

そして、菅さんは予算複年数やると言ってましたが、これは今年は見送り。
ていうか、まだ国会も開かれていないのに、なんだか既成事実になっているような感じがするのは気のせいですか?
Posted by 0子 at 2009年10月18日 23:57
財政の話は本当に難しい、と言うか系統だった説明が乏しいですね。

著名なエコノミストには、「家計の金融資産残高が1,400兆円もあり、政府の負債が多少増えても国内でファイナンスされている限りは何の問題もない」と言われる方もいますので、一般の方々は、財政破綻と言ってもオオカミ少年であるかのように考えてしまうのでしょう。そこで、片山さんにお願いです。分かりやすい財政状況の本を出してください。「さつきの財政破綻宣言」

いったい政府部門の借金はいくらあるのか。私が認識している限り、国債、財投債、地方債、借入金、政府短期証券、政府保証債務、公営企業債残高などの合計で、1,100兆円以上あります。これらがどのようにファイナンスされているのでしょう。家計の預貯金や生命保険で十分まかなえているという主張は正しいのでしょうか。それとも、もう限界に近づいているのでしょうか。

国債費は今後どうなるのでしょうか。22年度は11兆円の返済と11兆円の利払いとの合計で22兆円らしいですが、この調子で毎年40兆円~50兆円の新規発行と借換債の発行を続けていると、今後の国債費はどのように推移するのでしょう。利率は、今のデフレとかなり低い潜在成長率を前提にした場合と、名目成長率2%、4%など。。。もし、税収で国債費をまかなえなくなったら、完全に破綻ですよね。そこまで行く前に、自然増経費によって裁量的支出が毎年減少するか、国債が雪だるま式に増えることになるのでは無いかと思っています。どうなんでしょう。

啓蒙書を出していただけることを切望しています。
Posted by 中川 at 2009年10月19日 00:44
大変勉強になりますので週1回でも財政など片山さんの専門について書いてください。
Posted by メイ at 2009年10月19日 00:53
こんにちは。
今日のブログを見て、ふむふむと頷いて読んでいました。(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン

私も含めて、意外と政治には疎い方は多いようです。

今回の選挙戦でご近所の奥様との井戸端会議中での会話
「配偶者控除・扶養控除ってなに?」「国債ってなに?」「累進課税ってなに?」「補正予算?歳入?」
と、こんな具合。
つい2ヶ月前は 私も他人事ではなく、自分のそのうちの一人でした。(苦笑)

新聞も一面の見出しだけ、ニュースも芸能のみ。
ある方のコラムを読まなければ、ここまで真剣に知ろうとも思いませんでした。

今回の 選挙結果は 勿論自民党さんへの反省点も多々あります。
だけど、雰囲気投票なるものが 多く存在していたのも確かです。
選挙前から、TV・ラジオ・週刊誌・新聞は 民主党さん一色でした。
自民党さんは 悪いことばかりが取りざたされ、今もなお「官僚政治」「50年のアカ」などと
良いことをしてきたことさえも、消されようとしています。

以前、政治に興味を持たない私は、一度だけ「自民党」のHPへ行き小泉さん時代に意見メールしたことがあります。
我が家の大黒柱は会社員(民間企業)なので、サラリーマン。
メールした内容は「サラリーマン世帯を これ以上増税で苦しめないでください。給料のほとんどが税金です!」
医療費も本人負担3割になり始めたころだったと記憶しております。
世相では サラリーマンは優遇されているとか、よく耳にしますが
と~んでもありません!税金は恐ろしく高い20%30%、、、働いても働いても税金で持っていかれます。
家計が、マイナス赤字だってお構いなしの徴収です。(>_<)
逆に自営業の確定申告が うらやましい。不公平だとはこっちのセリフだ~!なんてメールしました。

話がだいぶズレてしまいましたが

主婦や若人向きに、もう少し政治用語を分かり易く説明してくださると
もっともっと 片山さんが言われる事や、新聞に書いてあることが、より多くの国民へ理解されるような気がします。

これからの自民党さんは、小さな小さなブログからでもいい、
我々女性へも、政治へ興味を抱くような取り組みを望んでいます。
そして、 この場を借りて↑に書いたこと(納税者が苦しい現状)を国会へぶつけてくださればなと思います。

これからも、頑張ってください。また遊びに来ます。(#^.^#)
Posted by しーちゃん at 2009年10月19日 01:39
国の赤字(借金)を自分の財布でイメージすれば学生でもわかりそうなんですけどね。。。
逆に言えば簡単にわかるようなシステムにすればどんな年代でも理解できるのかな~
外郭団体や独立行政法人とか使わないのに貯めに貯めこんで数兆も
隠してたりしてますよね?しかも予算は大手企業に随意で流してたり、無駄が多すぎます。民主党は自治労側から出てきた資料で攻勢をしていましたから多分本当の無駄は見破れないんでしょうね・・・・・

で、財務省の存在ですが・・・・
日銀みたいに独立した存在じゃないと駄目なんじゃないんですかね?
主計側に各省のザル会計が見破られないノウハウがあるような気もします。
全員税理士・公認会計士じゃないと駄目で民間で5年以上経験を積んだ人のみが入れるとかしないと駄目かと思われます。
検査院も同様ですね
Posted by くま3 at 2009年10月19日 10:00
事業主じゃなくて、個人の人でも、住宅ローンの変動金利の上昇でもしばらくは実感がないと思いますよ。返済額は5年間据え置きというタイプが多いですので。金利が上昇して、しばらくタイムラグがあって、返済額が見直しの時に驚くというパターンじゃないでしょうか?
Posted by オカヨ at 2009年10月19日 10:11
そもそも自民党政権でも88兆円、赤字国債ずーっと発行してたじゃないですか。自分たちのことを棚にあげるところに愛想がつきたんですよ。

という意見に対する、真摯な答えがぜひ聞きたい!!
Posted by 零細企業経営者 at 2009年10月19日 10:53
現在の日本の国債残高のほとんどが、自民党が作ったものですよね。
民主党批判もいいですが、過去の自民党のばらまき(企業・団体向け)
も十分に反省してくださいね。すべての責任を民主に丸投げでは、党の
再生は難しいですよ。有権者はちゃんと見てますからね。
Posted by 和美 at 2009年10月19日 11:55
国債を大量に発行することは確かに不安が付きまといます。
自民党政権は建設国債しか出せない原則を逆手に取り、土建業界と結びつき、景気対策、公共事業を建前に地元選挙区や一部の業界に利益を誘導してきたようにも見えます。資産といえば聞こえがいいですが、建設したものには大抵維持費が掛かります。利用料でそれが賄えなければ負担は建設後も続きます。そもそも利用者が想定を大幅に下回れば事業は失敗ということです。
償還できるかという観点以上に借金して調達した資金が公平に使われるかについて大きな問題があると思います。建設国債と言えども必ずしも罪は軽くないでしょう。
他方、麻生さんの定額給付金や民主党の子ども手当は利益を得る対象者の選定に恣意の入り込みの余地がなく公平です。また当然個々の家庭にとって重要なことにお金を使われるはずです。多くの人は不満を持たず、景気対策としては公共事業よりいい制度だと思います。

国の借金を子孫の代に負担させると言う問題ですが、民主党の子ども手当に限っていえば、一定の所得がありなおかつ子供のいない世帯から、所得に関係なく子供のいる世帯へのお金の移転ですから政府の無駄遣いではありません。子孫の子供時代にその家庭が相対的に暮らしが楽になるということです。ついでに希望的観測ですが、子孫の減少傾向にもブレーキがかかるかも知れません。

国債の大量発行と、金利の上昇・企業の倒産は必ずしも直接繋がらないと思います。90年代自民党政権は国債を大量に発行しましたが、それでも金利は低いまま推移し、不景気は続き大型倒産も続出しました。企業の倒産は、その企業自身の事業に対する投資の失敗と商品が売れなくなったからが主な原因です。金利の高低に関わらず、ゆくゆくは潰れます。なお不況なら金利は低い水準のままです。景気が良くなれば金利も上がるでしょうが、大抵の企業は好況で潤うでしょう。不景気のときは苦しく、好景気でも営業利益より金利上昇のせいで累積債務による利払いの大きい会社はそれこそ消えるべきです。

即効性のある景気対策は、国が借金して、支出を増やすのが一番です。公共事業は不公平や後々の始末も苦労が生じうるでしょうから、国民一律現金給付的な方法が「マシ」です。麻生さんの定額給付金は正しいかったと思います。

政府だけ見ると膨大な債務ですが、先輩達のおかげで、日本は長らく貿易黒字が続き、赤字国債を手当して余りある世界有数の債権国です。ただし危ない綱渡りはなるべく早く降りるべきです。私は自民党政権が築き上げてきた歳出構造を民主党に4年かけて徹底的に見直しして欲しいと期待しています。

さて、さつきブログの前回の記事に載ってる2004年当時の写真ですが、5年前の片山さんの横顔も大変美しいですね。
Posted by フリーター at 2009年10月19日 12:00
そこで、日本人の金融資産120兆円?がベースにあるので日本は財政危機ではない、とかいう話になるのでしょうか。外国との関係もあり、難しそうですね。
Posted by kaka at 2009年10月19日 12:19
あ、すみません、失礼しました。個人の金融資産は1400兆円ですね。訂正、訂正。
Posted by kaka at 2009年10月19日 12:29
コツコツと無駄遣いのツケを返済してきたのに、
とうとうパンドラの箱を開けてしまったような新政権となってしまいましたね。
ただ、国民は政治家が考えていたほど「馬鹿」ではなかったと言うことを少しは痛感したのではないでしょうか?
新政権になったとしても、上から目線のままでは良い国づくりはできないでしょう。

日本の質的低下を危惧して、もしかして、国家戦略室を作るかなぁと思っていたら、本当に作ってしまいましたね。
東南アジア諸国は、先進国の仲間入りを目指して次々に国家開発庁や経済企画庁などの国家戦略室の機能を各省庁に分散しているのに・・・

インド洋沖の給油中止・・・
インド洋に自衛隊の駆逐艦がいることで、一体どれだけ中東からの石油を運ぶタンカーやインド洋沖で操業しているまぐろ漁船が、安心して航行できたのに、これからの海上航行が心配ですね。
漁業者の締め付けをしたものの、廃船にしたものを台湾やフィリピン船籍にして日本のまぐろ・カツオを守ってきたのに・・・

農協を通じて減反を行ってきたものの、多くの米は、国連やWWPに援助米として寄付し、表向きには国際社会への貢献、本音は国内農業者の保護をしてきたのに・・・

広い範囲で多くの国民との対話を通じて、なんだかんだと行政を上手く利用して作ってきた日本ですが、これからは選択と集中(これ古い思想ですよね)ではありませんが、マニフェストBaseで意地張るんだろうなぁ。

ところで、アフガニスタンの民生支援拡充といった外務大臣ですが、今だにアフガニスタンへの渡航は、国外退去のレベル5(外務省が決めている)
支援するといいつつも、行っては行けない
これら矛盾がこれから多々発生するとは思いますが、
やっぱり「根回し」という技術を教えないことには、上手くいかないような気がしました。

あ、国債ですが、「まぁいいか、国債発行すれば」と気軽に考える政治家の考え方を変えないとダメなんじゃないかな。
それに国債発行を繰り返すことが、借金になるという実感がない借金は
まるで、アフリカ諸国に支援している円借款みたいなもんじゃないのかな
Posted by ニシメニシメ at 2009年10月19日 13:36
 「そんなこと、関係ない!早く2万6千円くれ!」というのが、今の風だから、ああいう選挙結果になったのですが、
→「そんなこと、関係ない!早く2万6千円くれ!」という、意識の人もいたと思いますが、多くは自民に対する不満でしたよね。

改革が停止した。
族議員が息を吹き返した。
こんな感じでした。
Posted by 豆乳 at 2009年10月19日 13:56
> 「そんなこと、関係ない!早く2万6千円くれ!」というのが、今の風だから、ああいう選挙結果になったのですが、

自民じゃダメだ、という風でした。
Posted by   at 2009年10月19日 14:04
こんにちは。

赤字国債は、毎年発行されて、当たり前のように
なっていますね。毎年しなければならない増税の手間を
省いているようにも思えます。

あまり、歓迎すべきことではないのですが、
国の貸借対照表って、発表されないので
返済可能なのかどうかが分かりません。
(知らないだけかもわかりませんが)

予算は単年度主義ですが、
5年10年のズパンでどういう見込みで
予算が組まれているかも発表してほしいです。

片山さんのいた財務省は、民主党政権下でも
頑張っているようで、特別会計を手中に収める
大チャンスでしょうか。?(笑)
Posted by 有権者のひとり at 2009年10月19日 14:14
国債は暴落し片岡さんもわたしもみんな海外へ資産を移しますからハイパーインフレがおきます。
日本の大企業や技術など「美味しいところは」海外資本に買い叩かれ、
東京など都市部の不動産もかなり買い占められるでしょう。国土の一部も失うかも知れません。
その反動として日本は政治的に急激に右傾化し超国家主義になる可能性が出てくるとおもいます。
Posted by ryu at 2009年10月19日 14:38
10数年前から、国の借金を不安視してきました。家計で考えると「400万そこその年収で、来年は900万も使おうとしている」事となります。普通考えて正気の沙汰では無いですが、毎年同じような事を。。。すでに、ネバダレポート(IMF日本再建プログラム)等というものもあり、もし国家破綻などしたら、大変な事となります。何とか自主的に"やんわりとネバダレポート"的な事でもしていかないといけないのではないかと思うんですが、現在の民主党では望めません。政治家主導の動きはとてもいいのですが、それだけのような気がしてなりません。片山さん、どうか頑張って下さい!!
Posted by mynymyny at 2009年10月19日 14:41
財政健全化も必要だし、景気対策も必要。
『正解』があるのかないのか、良くわかりません。
(明らかな正解があるのなら、衆院3分の2を押さえた自公政権時に
 とっくにやっているし、既に解決していることでしょう)

ただし。

現在の国債残高を作ってきたのは全部、自民党の責任ではないでしょうか。
結果責任は、問われて然るべきと思いますが。
2010年度予算概算要求も、2009年度補正後の100兆円超に比べればまだ少ないくらいです。

長期にわたって政権を担ってきた責任のある政党なのでしたら、
他党の批判だけではなく、今までの政策の反省点を示した上で、
『こうしてはどうか』と国益を見据えた建設的議論をしていただきたいと
思います。

たしかに今回選挙では民主党候補者に投票しましたが、
「早く2万6千円くれ!」なんて浅はかな理由で
選択したのではありません。
貴党の実績(当然良いこともたくさんありますよ)、
現与党への不安(本格交代なんて、初めてですからね)を含め、
多種多様な情報を集め、斟酌した結果なのです。
今回ほど政治・経済を勉強して臨んだ総選挙は今までありませんでした。

有権者をあまりバカにし過ぎるのもどうかと思います。

自民党は、敗因をもっときちっと捉えた方が良いと思います。
己を知ってこそ、再生があるというものです。
「すべての国民のための」政治を目指して、力強く再生して下さい!
Posted by naruse at 2009年10月19日 15:26
国債を自分の財布と同じように考えると間違います。

会社の財布と同じだと考えた方がしっくりきます。

運転資金を入れて回すことによって会社は給料を出せますから、借金自体は悪いものではなく、資金繰りといって、必要なものです。

それから国債がいくらだから国民の借金900兆円とか煽るのはもうやめて、本当は国債を買っているのは日本人なんだから、資産が900兆円あるという事実をちゃんと国民に知らせてください。

もっと本当のことを、テクニカル的なことですので、ちゃんと説明すれば理解できるはずですよ。
Posted by たくろう at 2009年10月19日 15:28
片山さつきさんのブログ初めて拝見

なかなか興味深く拝見
やはり元主計官は違うなあと

今の民主党政権 常軌を逸してますよ
選挙に勝てればどんな嘘もいいのかと
税収不足など素人でも選挙遥か前から分かってましたよ

民主党のこれが本当に分からなかったらほんとの大馬鹿か
わかっていたなら選挙に勝ちたいばかりの大嘘つき

Reローン破産続出確実 2009/10/14 20:37 [ No.34673 / 34676 ]

投稿者 :
itiyou1326jp



民主党政権いよいよ大変な事をしてくれそう。

住宅ローン利用者なんか破産秒読みか
今日は亀井氏大幅補正予算をと高らかに
税収減と相まって今年度で国債50兆円越えでは
来年度は、税収30兆円台に、歳出90兆円越えでは赤字国債60兆円に迫る勢いか

国債金利は市場が決める
いよいよ国債金利も急騰か
ローン利用者は破産したら、民主党政権恨んでください。


上記はヤフー掲示板に書き込みしてますが
現状なら国債暴落必至
最初にローン利用者等が、破産の憂き目ですかね。

残念ながら選挙区は片山氏は関係ありませんが
片山氏のような有能方の国政への復帰強く希望 日本のためにも
ただ片山氏の選挙区相手も民主党でなく
気骨のありそう城内氏
それでも片山氏には、是非国政へ
Posted by 片山さつきファン at 2009年10月19日 15:43
私は「子供手当て」に代表される「バラまき政策」って冗談だと思ってたんですよ。聡明なるわが国民が資金的裏付けのないまま「お金あけるよぉ」ってな馬鹿げた政策に本気でyesというわけないと。
ところがふたをあけたらこの有様...。
いつの間にこんなに愚かになってしまったんでしょうか。
こんな馬鹿げた政策実行し続けるには、天文学的な額の借金が必要。
そこのところを説明しなかった民主党も悪いけど、それを“正しい”と煽ったマスコミはもっと悪いと思います。
このままだと本当に日本は滅びちゃいますね。
Posted by うさ子 at 2009年10月19日 15:50
現在の国の借金は自民党が作ったものだとしても、民主党は赤字国債を増やさずに無駄排除で予算は賄えると宣言して選挙に勝ったわけですから、約束は守ってもらわないとまずいと思います。

やはり次世代への「つけ回し」はもうやめないと国がもたないのではないですか。

さつきさんに質問があります。素人考えですが、国債の引き受け手がいなくなって国債価格が暴落すれば長期金利は上がると単純に考えては間違いでしょうか。
Posted by namek21 at 2009年10月19日 16:08
子供手当ては所得制限をかけるべきです。赤字国債までして将来何倍も今の子供たちのツケとして残すのはあまりにも無責任すぎます。今回の子供手当ては子供にカードローンのキャッシングをさせるようなものです。民主党はやたらヨーロッパの黒字国家の真似をされているようですが、日本は赤字国家ですよね。貯金を崩してお小遣いにするか、カードローンのキャッシングでお小遣いにするか、の違いは認識してほしいです。借金したお金はいつか返さなければいけないんですよ。貰った手当ての何倍も返さなければいけなくなるかも。そんな手当てはいらない!
民主党の政治では日本は更に赤字が膨らむでしょう。
何故なら、根本的な対策をとっていないからです。
Posted by 浜名湖のうなぎ at 2009年10月19日 17:29
さつきさんには本当に日本を動かして欲しいです。できないものは出来ない!と、はっきり発言できる、さつきさんに憧れます。国民全体が今の日本に不安を感じている現れでしょうか。ここに来ると自民党派の方や民主党派の方々の自由な意見が読めるのでとても勉強になります。今の日本にケンカをしている余裕、時間はありません。政治や経済に精通した方がリーダーシップをとり、国を動かす事が一番の無駄の削減になるのではないでしょうか?
Posted by さくら at 2009年10月19日 17:58
民主党を批判するのは筋が違うと思いますよ。
55年体制とかいって、半世紀にわたって日本の舵取りをしていたのは自民党なのですから。
(もちろんその間の選挙で国民の支持を得てのことですが)

私は正直に言って、政策で投票したのではありません。
「ここらで1回切らないとダメでしょ」
という理由で、民主党に投票しています。
そういう人は多いと思いますよ。

・子供手当て
・高速道路無料化
などなど、どうでも良いのです。
選挙時の行動は、自民党への不信任というほうが的確です。

民主党と協力して、10年後20年後の日本のあり方を議論して欲しいですね。
Posted by こちくん at 2009年10月19日 19:00
初めまして、ニュースから飛んできました。
大学院生やってます。

研究生活をしているとどうしても社会常識や経済のことなどまるでわかってない自分がいることを感じます。
そんな私ですが、国家破産に関しては興味があります。というよりまるで分かってないからこそ不安に感じています。
なかでも気になるのが、日本の歳出は私たちが知りうる限りでは、税収で40~50兆円で足りない分を国債で補完してますよね?
でも実際に日本の歳出は特別会計ではと368兆円とあります。wikipedia「特別会計」参照
特別会計とは一体全体何なんでしょうか?wikiを読んでいてもいまいちピンときません。この特別会計のうち80兆円は国債償還に使われているとか。
特別会計があるから日本は国家破産しないとかいう記述もどこかで見た気がします。でも予算の80兆とか90兆円の話ばかりで誰もそこに触れないのはなんでなんですかね??
知識がまるでない中の駄文失礼しました。一読していただけたら幸いです。
Posted by kei at 2009年10月19日 19:44
さすが片山先生は予算の専門家ですね。
結局自民党時代の方ががんばって概算要求を削っていたのですね。

ちなみに国民が民主党を選んだのは2万6千円が欲しいからではなく、民主党の方が無駄をカットしてくれると期待したからだと思います。

国会が始まったら自民党には、このやたらと金を使おうとしている民主党の無駄を指摘していただきたいと思います。
Posted by ASH at 2009年10月19日 19:45
巨大な国債残高の責任を自民党に押しつけるのはいかがなものでしょうか。

そもそもの発端は、プラザ合意では無いかと思います。ドルの240円から120円の下落にともなう不況に対応するため、また内需主導に転換するために、金融緩和と財政拡大を図り、それが不動産バブルを生み出した。しかし、その頃の日本人は、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とおだてられ、いつまでもその好況が続くものだと思っていた。土地への投機的取引を抑制するために、「総量規制」をした頃からバブルの崩壊が始まり、それ以降は不況対策の財政出動と、赤字財政の引き締めの繰り返しです。橋本内閣では消費税率の3%から5%への引き上げと赤字国債の削減を図ったが、拓銀、長銀、日債銀、山一証券など金融機関が次々と破綻。小渕内閣は「日本一の借金王」として42兆円の経済対策。小泉構造改革は金融機関の大リストラと国債限度額30兆円の設定、公共事業の削減など。しかし、その後の世界的な金融大不況。といった経過で、バブルの後始末がまだ出来ていないのです。その過程では、細川連立政権、自社さ政権、自自公政権など、自民党以外の政党も政権についていたのです。藤井さんは、細川内閣と羽田内閣の大蔵大臣。菅さんは、橋本内閣の厚生大臣。小沢さんは、新進党幹事長や党首、自由党の党首など、日本の政治に大きな影響力のある立場でした。

ドルの価値の低下や世界的な経済情勢に対応した日本の財政政策という極めて難しい問題が根本にあって、単に無駄な公共事業や利権と言ったことだけで、今の財政状況になったのではないと理解しています。また、与野党とも、あるいは国民も、ことの重大さに気づいていなかったことも原因でしょう。もちろん、政治の結果責任として、不作為であった自民党が負わなければならないのかもしれません。しかし、今それを追求したところで建設的な答えが見いだせるものではありません。国民全体が反省し、今後の政策に生かせるようにしなければなりません。

さらに付け加えると、新しい時代の地方政策が必要です。高度成長時代は都市の発展が日本の発展であり、それを「均衡ある国土の発展」と称して、工場立地、交通網の拡充、都市基盤としての水利事業などを行うことによって、地方へ分配してきたと捉えています。製造業を中心とした都市の産業発展が途絶えつつあるにも関わらず、高度成長時代と同様の地方政策を行ってきたことが、良かれと思ってやったことが結局ムダを生んでしまったのではないかと思っています。発想を転換して新たなビジョンを構築する必要があるのでは無いでしょうか。自民党にはそれが出来る人材が揃っていると思います。片山さんのご活躍を祈念します。
Posted by 中川 at 2009年10月19日 22:45
個人的に、大学院生さんの「インフレ、高金利って悪いことなんですか?勉強始めてから、ずっとデフレとの戦いでした。」に、すごく共感。

日本がだらだらとゼロ金利をつづけたおかげで、
円キャリートレードが続いたことが、
アメリカなどのバブルの一因になったことは明白だと思いますし。

そもそも日本でちゃんとしたインフレっていつ起きたんでしょう?
オイルショックも一時的だったような・・・

先進諸国がこぞって多少のインフレ・高金利にめをつぶってれば、
世界同時株安なんて起こらなかったのでは、
なんて思う今日この頃です。

まあ、金利が南アフリカやアイスランド、トルコまでいっちゃうと
やばいと思いますが
Posted by はんぺん at 2009年10月19日 22:53
こんばんは、わかりやすい解説ありがとうございます。この続きが楽しみでなりません。皆さんのコメントもいろんな状況想定して書いて下さるのでとても勉強になります。これからもよろしくお願いします
Posted by 月 at 2009年10月19日 23:00
初めまして。
民主党でも財政再建ができないと自民党の出番??
とは、ならないですよね。みんなの党かな?

今日も関東知事軍団が○○づら揃えて、ヤンバで視察してました。
まさにクレクレ民族と化した日本の縮図です。
地方が疲弊しているとか言われてるけど、
今や、世界の中のシャッター通りへの兆しが見え始めている日本。
ちまちまやってる場合じゃないのに。

どうやったら日本を救えるのですか?片山さん。
財政がいつか破綻するのに備えて、個人が自衛策取るしか
ないのでしょうか。
Posted by 英語勉強中 at 2009年10月19日 23:14
財政赤字や、国債にはあまり興味がありませんが、
読みやすかったので、つい読み込んでしまいました。

勉強になりました。あざーす!
Posted by 天然水太郎 at 2009年10月19日 23:24
ライブドアから来ました。
こんなにわかりやすい経済の話を書ける人っていたっけと
思って名前をみたら片山みゆき、とありました。

議員のブログだと、面白くても見つけにくいのでは
ないかと気がつきました。
Posted by 坂本進 at 2009年10月20日 00:28
 子供手当ても必ず子供のために使われるのであれば、その子達が返すのは、無形ですが、(奨学金のような感じで少し早い投資?)不公平ではないような気がします。ただやはり民主党の掲げる子供手当ては、かなり問題を含んでいるような気がします。
 民主党にとっての子供手当てが具体的に何のためか、どのように考えているのかは知りませんが、勉強やスポーツに専念できる環境を作るためなら、やはり所得制限を設けるべきだと思います。そして必ず子供に使われるようにすること。ただ親(の考え、経済状況などもろもろ)と子供の教育を切り離して考えるのは難しいと思います。 
 だから極論ですが、もういっそのこと塾や予備校を廃止して、学校制度の充実をはかったほうが早い気がします(←順番が逆?廃止に追い込む?)。そうすれば、所得格差による教育的不利(どのくらい影響があるのか知りませんが)といわれるらしい言葉はなくなると思います。
 小泉さんは良いことももちろんしてくれたと思いますが、やはり日本人は年功序列で所得格差のあまりないほうがあっている民族だと思いました。アメリカと違って。最近はアメリカも超資本主義の雲行きが怪しいですが・・・
 やっぱり批判したり、意見するよりも、実際やる方は(当たり前ですが)かなり大変だと思いますが、頑張ってください。
Posted by ちろる at 2009年10月20日 00:31
予算編成について詳しい説明をわかりやすくまとめられていて「さすが」と選挙区は違うものの応援したくなったのですが、有権者を馬鹿にした愚痴をみて力が抜けました。

 「そんなこと、関係ない!早く2万6千円くれ!」というのが、今の風だから、ああいう選挙結果になったのですが...

こんな敗因の分析しかできないのならば再生は無理でしょう。残念です。
今回の政権交代は古い政治と官の関係をリセットしたいという風が「自民党以外」に向かったのです。次にもう一度交代があって、政治家は緊張感を持って仕事をするようになると思っています。
お金を配っても政権を維持できなかった政権のことを振り返らずに愚痴をこぼして八つ当たりとは本当に残念でなりません。
Posted by あきちゃん at 2009年10月20日 18:04
財政赤字の報道によって、国民は、「将来の増税」を予測し、個人消費は減ると思います。

プライマリーバランスという単語が最近 新聞で全く見られない。

日本はデフレと言われていますが、

本家アメリカ バーナンキ議長は ご自身でインフレターゲティングの本を書きながら、全くインフレターゲティングを実行しない。

アメリカでは、何をやっているかと言えば、経済学の教科書に出ているような
典型的な財政支出ばかり。

日本は、麻生総理が 補正予算で大がかりな経済対策をやりました。
財政は、借金をしてギリギリの出動をしました。

他方、日本の金融政策では マイナスの金利とか・・・ もっと政策的に
頑張ってほしい。

白川日銀総裁が ”非常時”とアナウンスして 思い切った金融政策をやって
欲しい。 日銀は覇気が足りないと思う。
Posted by Sadahiro_M at 2009年10月20日 19:12
現在、民間セクターの需要が減少しておりデフレギャップがとんでもない金額になっております。この状況下で緊縮財政をするならば、浜口雄幸内閣において緊縮財政を敷いた上で金解禁を断行した愚かな歴史を繰り返してしまいます。


加えて、ドル安傾向の現在において、日本円はアジア通貨の中でとりわけドルの価値をダイレクトに受ける通貨です。

アメリカは明らかにドル安とドルキャリートレードを為替戦略として実行してきています。これにより新興国でバブルを生じさせて、ころあいを見て金利を上昇させババをひかせる目論見なんでしょう。
マサチューセッツアベニューモデルの変形とも思えますが、これをd知ってか知らずか円高容認発言を繰り返している現財務大臣はその能力を疑われても仕方ないと思われます。
Posted by 渡辺 at 2009年10月23日 12:46
絶対破綻しません。

これを見ていただきたい
      ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/17048697.html
Posted by ルシフェリアン at 2009年10月31日 04:28
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