中曽根語録

 今日は、朝から農協祭や浜松農林水産物祭り。お店を出している側が、ほとんどお知り合いなので、売り場の内側を通過しながらごあいさつ。

 三ケ日農協が出した試作品のぜりーを試食したり、みかんの糖度あてテストもやったし!これは結構いい成績でした。11.5度、と言ったら、11.4度でした。ぴったりではなかったけれど、ミカン農家のおじさんもびっくり!
 取り入れを手伝ったり、売り子を手伝ったりしてきたた甲斐がありました。

中曽根語録

中曽根語録



 中谷県連幹事長の新年会の挨拶時間が伸びてしまったので、お約束していた山本ひろし市議の会に間に合わず、秘書の代理になってしまいました。先生にはすぐにお詫びの電話をいれさせていただきましたが、移動距離の長い選挙区は、本当にこういう時間差選定が難しいものです。

 ここ数日、寝る前に、中曽根語録を読んでいます。近年、5年という長期にわたって総理総裁を勤めおおせた方は、中曽根先生と、小泉先生しかおられません。小泉先生の場合は、ナマ話を聞かせて頂く機会も結構あるので、感覚的に理解する部分もあるのですが、中曽根先生は、私にとって「メモ」の中の方です。

 大蔵省に入って主税局という、結構政治的に微妙なメモが回ってくる部局で、廊下トンビをしながら、いろいろ見てきましたが、中曽根総理のご指示を伝える、大蔵省から派遣されていた秘書官のメモは、尊敬にあふれていました。内容は、ご本人のセリフそのままとすれば、すさまじく整理されたロジスティックの持ち主であらせられます。

 さすが、海軍主計中尉!その中曽根哲学の真髄は、憲政の常道であり、徹底的な政党政治への信奉です。

 亡くなった福田赳夫元総理からもうかがったことがありますが、政党政治が崩壊し、軍部独裁となって日本が昭和20年を迎えたことは紛れもない事実であり、中曽根元総理が、改憲論者であっても、戦後民主主義の知恵として、政党政治は守るべき一定のルールとお考えなこと、改めて認識を新たにしました。

 離党する前に、野党が出した内閣不信任案に賛成したり、欠席によって賛成の結果を出させてしまうことは、憲政の常道に反する行為であり、そうなる前に、徹底的に党内で議論をつくせばいいのです。

 郵政民営化などは、党内で膨大な時間を費やして議論し、マニフェストにも入ったわけです。

 定額給付金は、党内のひらばの議論が少なすぎたので、不満が出てしまった。

 消費税をめぐる附則の問題は、議論の末、ある程度落ち着いたのではないでしょうか。


 1人1人の政治家は、独裁的な圧力に弱いものです。私は官僚として、そういう姿をたくさん見てきました。
 民主主義は多数決の論理です。明確な政策を掲げて、かなりの数がまとまらない限り、大事をなすことはできません。
 自民党は、日本人の常識、大事の前の些事こだわらず、小泉元総理の言葉です。


※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
中曽根語録
    コメント(0)