片山さつきブログ

日系ブラジル人離職者向け帰国支援

岐阜県では、職を失い帰国を希望する岐阜県在住の日系ブラジル人に対し、帰国に必要な資金を貸し付ける支援を実施した。当然のことながら景気が良くなったら再来日して就業することを前提としている。
国の支援では、再来日しないことを条件としており、「もう日本に来るな。」と言っているようなものである。近い将来、景気が回復して製造業で人手不足になった時のことを考えているのだろうか？
テレビのニュースで観たが、岐阜県の支援を受けて帰国する日系ブラジル人は泣きながら、また機会があれば日本に来て働きたいと言っていた。
本当に岐阜県の古田知事の決断力は素晴らしいと思う。国も訳の分からない天下り団体に支援活動を委託せずに県などの地方公共団体に権限と予算を渡して自由にやらせた方が良いと思う。

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