新しくなった、さつきホームページ、お暇なときに、動画を覗いてみてください!特に、昨年3月、小泉元総理が、浜松グランドホテルに応援にきてくださったときの、映像は、一見の価値ありです。冒頭は、乾杯から始まるのですが、乾杯をしている柔和な顔の叔父様は、三井不動産の社長で、日本経団連の副会長の岩沙さんです。
財閥系企業なので、ご一族か、と思われますが、一社員として入社して、頭角を現わされ、激動の10年以上、日本の不動産業界を引っ張っておられます。
浜松では、「浜北の木下藤吉郎」の異名をとる、日本一有名な県トラ協会長、東証一部上場ハマキョ-レックスの大須賀会長、日本中「高見山」で誰でも知っている丸八真綿の岡本会長、そして、今日も静岡の総会でご一緒した自動車整備静岡の草分けで、全国組織でも重鎮であられる、豊田九二夫会長は、戦争で九死に一生を得た方です。
私は、官僚の現役時代の仕事については、今でも優秀な人、真剣な人を評価できる(もちろん例外もたくさんいる)と考えていますが、天下り、、特にあってもなくてもいいような,○○協会、などを作って会長におさまるようなやり方は、本当にこの100年に一度に危機に瀕して苦しんでいる、民間の企業人、事業者の方々に失礼極まりないと思います。余計な規制を作って、いらない賛助金や会費をとって。
でも、私達の年代の1まわり以上年上の、次官だ長官だ局長だ、まで出世して退官した人は、現役時代の仕事がそれなりに評価されるものであった方でも、自分が特権的な立場や肩書をもつことについては、当然だと思っていて、感覚がマヒしていま
す。これはいくら説明しても、しみついていらっしゃるので、無理なんです、哀しいくらい。
危機から立ち上がる日本は、民間力の日本。産みの苦しみは、既得権を守り、大組織の維持自体を目的にやってきた人たちには、最も向きません。躍動、柔軟な発想、変化への適応、進取の気性、遠州人にはもともと備わっている資質ではないでしょうか。そして、さつき的でもあります。